2011年12月16日金曜日

肥満は貧困と安い加工食品が問題

ジャンクフードや加工食品を食べて不健康になるのは、モラルや教育不足の問題ではなく、純粋に経済的な選択なのだと。
今の世の中、ファーストフードや加工食品の方が安くなる経済構造になっているから、貧しい人を中心に肥満などの生活習慣病が増えているのだと。

こういう意見がようやく大手メディアにも取り上げられるようになったようです。
ガーディアン紙「肥満はモラルや精神力の不足ではなく、貧困と安い食品の問題だ」
The Guardian 2011/12/14 "Obesity is about poverty and cheap food, not a lack of moral fibre"
http://www.guardian.co.uk/commentisfree/2011/dec/14/obesity-diabetes-cheap-food-poverty

それでもイギリス政府は「食生活に気をつけてもっと運動するべき」と繰り返してますけどね。

WE FEED THE WORLD 2005ありあまるごちそうより

「貧しい国民ほど安価で手に入るジャンク・フードや加工食品に依存してゆくからだ。経済的弱者がそれらの産業を潤わせるアメリカで、「貧困」と「肥満」は同義語になりつつある」堤未果『ルポ貧困大国』より

過去ログ「日本の食は8割を外食と加工品に」も併せてご参照下さい。

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