日本で見そびれた映画『ミツバチの羽音と地球の回転』をロンドンで見ることができました。
ジパングフェスト 2011がいろんな日本映画と併せて、核・原子力関係の映画を4本も上映してくれてたんです。
ヒロシマ・ナガサキ ダウンロード Hiroshima Nagasaki Download
第五福竜丸 Lucky Dragon No.5
六ヶ所村ラプソディー Rokkasho Rhapsody
ミツバチの羽音と地球の回転 Ashes to Honey
ミツバチに誘ってくれたオーストリア学生は、映画を見てかなり凹んでました。
原子力を持たず、今でもチェルノブイリの影響で食べものに気をつけるよう注意されているオーストリア。ファーマーズマーケットが当たり前のように身近にあり、有機農業が世界でも盛んな国。
そんなオーストリアから来た彼女にとって、広島・長崎を経験した日本が原子力を導入したことは信じられない。さらには福島の惨劇の後に未だに原子力発電を続ける日本が信じられない、というのが感想でした。
主催者の方によると『第五福竜丸』を上映した後、見た人はみんな涙涙で会場を出てきたそうです。
大学院の授業のため参加できませんが、キネマ日本を通じて募金をするイベントも開催されるとのこと。
Nippon Re-Read: Radical Fragments and Abstractions from Japan I & II + Cat Soup feat. Bo Ningen
イギリスも原子力推進国ですが、日本のことを考えて動いてくれている人たちに出会えて嬉しかったです。
追伸:ロンドンの夜道を地元学生の後ろについて自転車をかっ飛ばすのはスリルでした(笑)。
途中、セント・ポール大聖堂とシティの金融街でロンドン占拠のテント村の側を通過。なにもできていないのが心苦しいけれど、心の中からがんばって!とエールだけ送っておきました。
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