2011年12月9日金曜日

データジャーナリズム

ネットで入手できる膨大なデータをどう扱ったら良いか分からない!

エネルギー&環境技術&経済というシティ大学のまた独特な研究科の友人サイラと話していて、同じ問題に直面していることを発見しました。

FAOstatEUROstatなどから数字がずらっと並んだエクセルシートを簡単にダウンロードすることはできるけれども、それをどう扱って解釈して自分の議論の裏付けとして使うか。

サイラも私も環境問題とか食料問題とか賛否両論ある分野を扱っているので、できるだけデータで議論を裏付けしたいという立場が同じみたいです。

じつは前の課題のときにこの問題にぶつかり、先生たちに相談してみたけれど、
社会統計学でもないし、量的分析でもないし、どうもピンとくる答えが得られてなかったところでした。

と、彼女が紹介してくれたガーディアン紙のサイトから「データジャーナリズム」という分野があることを知りました。そうそう、こういうスキル!

データジャーナリズムとは何か?
「データジャーナリズムは、政府などが持っている膨大な量の統計資料などのデータを分析し、それらをわかりやすく可視化していくというジャーナリズムです」(佐々木俊尚公式サイトより)
http://pressa.jugem.jp/?eid=200

ガーディアン紙のデータサイトも昨年末にできたそうで、
http://www.guardian.co.uk/news/datablog

先月11月にはイギリスに最先端の人材が集まり、データジャーナリズムについての初めての教科書「Data Journalism Handbook」を書き上げるプロジェクトが今まさに進行中だそうです(↓日本語で紹介しているブログ記事)
http://isaomatsunami.blogspot.com/2011/11/data-journalism-handbook.html

力不足の私は今のところ、他の人が作ったグラフなどを借用するしかなく、
日本で講演したときも食べもの関係については『食料の世界地図』の図表などを借用してました。


あいにく大学や研究科ではトレーニングしてもらえそうにないので、
独学するしかないなと思ってます。

私は数字を見るだけで拒絶反応したい純文系ですが、
数字を読み解く力がないと、身の危険も社会の変化も読み取れないし、
お上や企業の都合の良いようにごまかされてしまうから、
がんばります!





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